流れるままのミホ

豊島ミホの近況とお知らせ

Podcast終了しました ~紹介本まとめ~

59回からかなり間が空いてしまいましたが、第60回アップしております! 山本文緒さんの長編小説、『自転しながら公転する』の紹介回です!

ネタバレ感想回には結局しなかったんですが、この小説のどこがすごいかをしつこく……こってり……話しております。
収録~配信までの間に、「自転公転」のご感想を下さった方、お読みできずすみませんでした;▽; たくさん書いて下さったのに、結果的に私ひとりが受け取る感想になってしまってもったいなさすぎる……。

『聖なる欲望ラジオ』はこれでひと区切りとなりますので(詳しくは本編でお話ししています)、ここまでご紹介した本をずらーっと並べてみます~!
※アフィリエイト登録してないので、下のリンクは特に私に報酬が入るものではないんですが、その分はてなに入るかもしれません。ご了承の上クリックして下さい。

★その回のメインテーマとしてご紹介したもの★

山本文緒『無人島のふたり 120日以上生きなくちゃ日記』@第4回

第22回R-18文学賞候補作群@第21回

(まだ受賞作家さんの単行本が出てないですね……待ち遠しいです。)

宮島未奈『成瀬は天下を取りにいく』@第23回

南綾子『婚活1000本ノック』@第46回

角田光代訳『源氏物語』@第56回

北村薫『スキップ』@第58回

山本文緒『自転しながら公転する』@第60回

★メインテーマではないものの、テーマやお便りの流れでご紹介した本★

中古でないと手に入らない本・今は電子書籍だけの本なども含まれますが、
ご興味ありましたらぜひご覧になってみて下さい😉

けんごさんみたいに既刊の本を売ることができたら素敵だな! という気持ちでYouTubeを始め、Podcastに流れたのですが、すごく……難しかったな。と思っています。
本を売るのが難しいという意味ではなく、やっぱりたくさんの人に自分のコンテンツを見てもらう/聴いてもらうっていうのは、本当に他者の需要を追究することだったなあって(動画を短くまとめるとかね)。
自分が喋りたいことを喋りたいように喋ってても、決してそういうふうにはならないな。と、実際やってみてよくわかりました。そして、喋りたいことを喋りたいように喋ることって、そんな褒められたことでもないな、とも。
おせーーーーよ! 今どき学生でも知ってるわそんなことっ!!!
と、思われるかもしれないけど、知ってるのと、実際やって身にしみてるのではやっぱ違う……んじゃないかと。

そういう学習を踏まえて、それでも発信したいことが生じた時に、シーズン2をやるために、今は【シーズン1の】最終回としました。
形態・頻度・内容のうち、少なくともひとつを変えた形になるはずですが、それでも聴いてみたいという方がもしいらっしゃれば、番組のフォローをそのままにしておいて下さい。
どれくらい期間が空くかわからないので、告知Xのほうは閉じます(もうちょっとしたら、告知に1番使われるSNSも変わるかもしれないですしね)。

タイトル通りに欲望のままのPodcastにここまで付き合って下さった皆様、ほんとうにありがとうございました!!

 

『聖なる欲望ラジオ』次回(第60回)配信についてのお知らせ

ポッドキャスト『聖なる欲望ラジオ』の更新についてのお知らせです。

先週、すでに更新をお休みしていますが、今週(今日17日)・来週(23日)とさらに2回、お休みいたします。
次回は以前から予定していた『自転しながら公転する』回を、今週の半ば~週末に収録して、30日(日)に配信したいと思っています。

ちょくちょく穴の空くポッドキャストで申し訳ないです……。よろしくお願いします!

今日のポッキャはお休みなので、近況を少し

こんばんは、豊島ミホです。
今日はポッドキャスト更新予定日でしたが、風邪で声ががらがらなのでお休みします~。ほんとちょくちょくこういうことがあってすみません;;
次の日曜日には… と言いたいところですが、この週末から子の小学校が夏休みに入ってもいるのでoez ちょっと不定期更新になっていくかも! しれません!!

これだけだとなんですので。
ここ数ヶ月で喋りそこねた小さい話をいくつか書きおいていこうと思います……。

■『鋼の錬金術師』を全巻読んだ

2024年にして! 初めてハガレンを読みました。
夫が先に電子書籍で大人買いして読んでいたのですが、それを脇から子どもが読んで、結構楽しめていたので(終盤で結構グロかったんだけどな)、紙でドドンと子どもの本棚に入れたのです。家族で最後に読んだのが私……。
う~~~ん素晴らしかった! いや多分絶対面白いし名作なんだろうなってことはわかっていたんですが、あまりにも皆に愛されていると、まあ自分は読まなくていいかなと思っちゃうヤツなのでここまで未読できてしまったんですよね。。。
でも漠然と想像してた話と全然違って、冒険ものじゃなく戦争ものでしたね。戦争中の国で子どもがどう生きるか的な。すごいシビアな話だった。
主人公が、錬金術の才能があるにしても、ずっと子ども扱いなのも少年漫画として新鮮でした。兄のエドワードは14歳~16歳、弟はさらに下っていう年齢設定で、周りの大人たちはあくまで子どもとして守ろうとしている存在なんよね。
そうだよなあ、いくら選ばれし勇者でもなんでも、14とか16の子どもに世界まかせっきりにとか普通しないよなあ;;
ずっと大人たちの支えありきで、でもしっかり成長していって……他にないような描き方の物語で(まあ少年漫画をほとんど読んでないから知らないだけかもしれませんが)、大人が読むと、子どもが読むのとはまた別であろう形で沁みます。これ、そんなに歳いってから描いた作品じゃないのがすごい! ベタな言い方ですが荒川弘絶対人生15周目くらいじゃん! と思います。
絵もずっときれいだしアクションが多いのに動きがわかりやすいし。。。なんなんだろう。なんでこんな作品がこの世に存在するのだろう……。最低10年くらいは我が家の本棚に置きたい。
ちなみにこの後は『銀の匙』をちまちま買って読み進めてます。子どもはハガレンのほうが好きそうw

■1年目にPTAやってよかった

PTAやってるという話はポッドキャストで少ししたのですが。これほんとによかった! 正解だった。
マジ小学校の中身が不透明すぎて……。我々の子どもはわりと学校の出来事を喋るほうなんですけど、それでも多分、実際行かなければわかんないことをいっぱい知ることができたなと思います。
まーPTAに限らず、他の手伝いでもいいんだけど(うちはPTAの活動範囲は結構狭くて、随時募集の任意お手伝いのほうが多い)。とにかく学校に行くことで、かなり安心できる。
最初手伝いに行ったときは、「先生厳しすぎ!」「指導が軍隊っぽすぎ!」っておののいて…… でもだんだん慣れてきてw 子どもも慣れてるのがわかるというか。。。なんていうのかねぇ。子どもが辿った道を体感……とは行かなくても、想像よりはもうちょっと具体的につかめている気はしてる。
それにしても、東京の公立は厳しいですね。「公立で揉まれる」の意味がやっとわかったw 田舎で牧歌的教育を受けるとよくわかんないものです。


■今年の秩父は武甲山資料館に行った

去年も行った秩父1泊ひとり旅を今年もしました。
前回秩父神社に行ってしまったので、今回は秩父今宮神社のほうにぶら~っと歩き。駅前の温泉も堪能し(さいこうっすね今まで行ったスーパー銭湯に類するものの中で一番楽しかった! なぜなら平日の夜にすいているから!)。それでもまだちょっと時間があったので、武甲山資料館なるところに行ってきました。
私は武甲山が気になる。多分一生気になり続ける。
石灰岩のことを主に学びましたが、資料館は何か大事なものへの言及を避けている感じがしてちょっとものたりなかった。いつまで削るんだろうとか。最終的にどういう形になるのかとか。
行きは駅前からタクシーに乗り、帰りは自分の足で下ったのですが、市街地に入っていく前に、背中でドーンという音を聞きました。時間を確認して後で調べたら、実際に山を削るための発破音だった。
山を削った恩恵に自分もあずかっているのだとわかるし(鉄筋コンのマンションに住んでいる)、それどころか、武甲山だけが「こう」なのではなくて、資源を含んだ山は皆、目に見えるところに出てるか出てないかの違いだけでみんな削られているのだとわかっても。なんか悲しいし、人間が生きていくことに犠牲は伴っている。ということを意識してるのはそんなに悪いことじゃなく、無理にポジティブにとらえる必要はないんじゃないだろうか。と思います。


結構たくさん書いてしまった! あんなに喋ってるのに喋りそこねがあるんですね……。
それではまた次はポッドキャストで☆彡